2020、セブンの「もちもちの木」カップラーメンを通算3桁もちもちユーザーが実食。
スポンサーリンク
2020年08月10日、セブンイレブンのセブンプレミアムから「銘店紀行 もちもちの木」が発売されました。
もちもちの木は、埼玉は白岡に本拠地を置く魚介系の人気ラーメン店。鰹節の効いたスープと柔らかな細麺の絡みつきは絶品です。もう一つ、もちもちの木には穂先メンマという特徴があります。これはたけのこの貴重な部位であり、柔らかく触感が良い。それを惜しみなく使ったラーメンが有名。
①『とにかくラーメンとは熱いもの』という、店主のこだわりから当店では食べ終わるまで熱々のスープでお召し上がりいただけるよう工夫しております。
②当店の麺は、小麦粉本来の自然な風味や旨味を損なう事のないよう、かんすいだけで練り上げ、スープに合わせたオリジナルの麺を使用しておりますので、一口召し上がるだけでもちもちとした麺の食感とスープとの相性を実感いただけます。
③当店の看板商品の中華そばのスープは鶏がら、豚骨などから取る動物系のスープに鰹節をメインにしたスープを合わせたパンチの効いた魚介風味です。幅広い年代のお客様から大変ご好評頂いております。
④当店のメンマは、原料である『麻筍』の大変貴重、かつ高価とされる穂先の柔らかい部分だけを用い、「シャキシャキ」と「柔らかさ」を兼ね備えた食感をお楽しみいただくために、竹串で1本1本裂いて製造しております。このため、スープののりも良く麺やその他具材との相性も良くなっております。
初っ端から自分語りで申し訳ないのですが、もちもちの木は全国9店舗。その中で僕の居住地は奇跡的にもちもちの木に行けなくもない距離に君臨しているため、年間でかなりの数のもちもちの木を消費している「もちもちヘビーユーザー」なのです。
実はセブンイレブンからはもちもちの木のカップラーメンは何回か出ており、それはすべて実食してきました。
一番最初のもちもちの木のカップラーメンは容器が大きなタイプでした。そしてこれが麺、スープともに一番美味かった。
そして時は過ぎ、大きな容器は若干値段が高いためなのか、はたまた不人気だったのか、もちもちの木は小さくなりカップヌードルサイズで再登場しました。
しかし、ここで味は一気に落ちます。よって、このサイズのもちもちの木にはあまりいい印象を持っていないというのが正直な感想。
しかし、今年の夏。
本来であれば東京オリンピックが閉会式を迎える頃であろう2020、夏。またもや僕の前に現れたリニューアル版もちもちの木。
レジ横に山積みに売ってるのを見て思わず購入してしまいました。
それはまるで、雨の日にダンボールに入った子犬を見かけてしまったときのように…。
思わず購入してしまいました。
もちもちの木ヘビーユーザーとして、辛口な目線でレビューしていきます。
セブンプレミアム 銘店紀行 もちもちの木 税込224円
特製オイルが付いた状態での撮影。
もちもちの木は表面に油の膜のようなものが張っているのも特徴であり、これがあることでスープから熱気がなかなか逃げず、熱々のスープが保たれているわけです。それを再現したものなのであろうか。
特盛穂先メンマ魚介醤油という表記がありますね。これは期待。穂先メンマは本当に穂先のものを使用しているのか、再現メニューなのかどちらなんでしょう。
もちもち食感の中細麺に、歯ごたえの良い穂先メンマと、カツオ節をふんだんに使用した熱々の魚介醤油スープが人気の銘店です。
カロリーは352kcal。意外にヘルシーなところもいいですね。まあでも正直ダイエットしている人はまさかカップラーメンなんて食べないと思うので、関係ないでしょう。
真ん中の大きな塊はなんだ!と思ったらこれが穂先メンマの正体みたいです。たしかに特盛かも。温めてみるまではわかりませんが、楽しみです。
その他にもネギ、チャーシューなど入ってますね。お湯を入れて5分。
完成
後入れオイルを掛けて完成。
まずはスープから。
スープはミシュラン星3つ!この価格でこの再現度には脱帽レベル
スープなのですが、あの独特の鰹節のパンチ、醤油をベースとしながらもこってり感が味わえるもちもち本家を十分に再現しています。これには驚きました。
以前の大きい容器のタイプのスープもかなり美味しかったのですが、こちらもなかなか再現度が高く、正直このスープだけでも購入の価値はあると思います。ご飯入れて食べるよね~
本家と同じく鰹節が大量なのも良い。
麺はやはり仕方ない。が、縦型容器カップラの中ではかなり上位では
いわゆるノンフライ麺であるらしいが、やはりもちもちの木の本家のスープと絡みつく、そして柔らかくまっすぐとした感じは出せないですね。まあこの価格帯でそれを出してこいと言うのも無理がありますが、やはり前述したセブンの大型タイプのもちもちの木のあまりに素晴らしい麺を思い出すとどうしても寂しくなりますね。
しかし、この価格帯で、そしてこのサイズでの競合商品と比べて麺が一級なものであることは確か。柔らかくそれでいて食べごたえのある麺で、本家に寄せようとしたことはなんとなく伺えます。
具にもこだわり。穂先メンマはまるごとこの商品の価値に
お湯を入れたあとのメンマですが、凄い美味そう。
食べて驚き。このレベルで再現できているとは。柔らかく、それでいて満足な歯ごたえもあり絶品です。お酒のおつまみとかでこれだけで売ってても買っちゃう。ちなみにもちもちの木のホームページでは通信販売で穂先メンマ単品が販売されておりますのでぜひご利用ください。(もちもちの木の店員では)ないです。
しかも量が多い。これは嬉しい~。特盛は嘘ではなかったのですね。ネギもさっぱり感を出せていて良い。
チャーシューは特筆することもないカップらあるあるの肉です。前述のセブンの大型タイプのもちもちの木のも、大きいことは大きかったのですが味は同程度でした。スープとメンマに予算全振りしたのかな。
思わずご飯入れてスープごと完飲です。
結論
もちろん店舗には劣るが、麺以外は8割型再現されている!
この縦型タイプの中では蒙古に並ぶ美味しさではあると思います。
もちもちの木ユーザーからしても、やはり今回のスープ、メンマは評価できます。
ぜひ皆さんも手にとって見て、そして実店舗に行って二度驚いてほしいです。
僕は夏季限定の青柚子そばがこの世界の食べ物で3本の指に入るほど好きです。(1本…牡蠣、2本…マトンカレー)